「流行」との付き合い方

 流行との付き合い方がここ1年で変わってきた。

昔は、「自分らしさ」みたいな概念を追い求めていたので流行が嫌いだった。

 でも、その考え方が2つのきっかけで変わった。

①「自分らしさ」が肩書きではなく作り出すものによるということ

 都市工というよりは、BKYの活動や「好きなものを追求しなくちゃまだ働いていない意味がない」という言葉が深く心に刻まれていること。

 「北野→東大文科一類都市工学科→岡部研→インド」という多分この世で唯一無二の経歴を歩んできたけど、それらは「自分らしさ」を生み出したと自己認識できないことに気付いたこと。

 

②無意識で流行の影響を受けていることを受け入れたこと

 途上国のインフォーマルな住環境を考えるとき、自分はどうしてもフォーマルな都市計画の影響を受けるということがある。

 この説は、多分他の分野にも当てはまるかと。

 服も自分らしさを追及しようとしても流行からは逃れられない。

 そうなった場合、「流行」は自分で選択するときの決定要因にはならないのかな。